所長ブログ

2013年4月20日 土曜日

[訃報]上田徹一郎名誉教授がなくなって思うこと

昨日の記事ですが、インタ-ネットで、以下の内容の記事を見つけました。
訃報:上田徹一郎さん 82歳=関西学院大名誉教授、民事訴訟法専攻 /兵庫

毎日新聞 2013年04月19日 地方版

 上田徹一郎さん 82歳(うえだ・てついちろう=関西学院大名誉教授、民事訴訟法専攻)17日、腹膜炎のため死去。葬儀は19日午前11時、京都市南区西九条池ノ内町60の南ブライトホール。喪主は長男誠一郎(せいいちろう)さん。

〔阪神版〕

当職は、上田先生の講義を聞いたことも、上田先生にお会いしたこともありませんが、先生が、法学書院から出されている「民事訴訟法」(現在は、第7版になっています。)は、司法試験の受験生だった15年前に購入して、それからもずっと愛用している基本書です。面白くないなどという批判の声もありましたが、概ね穏当な見解を採用していることもあり、基本書として、辞書として本当に重宝しました。当職にとって、民事訴訟法の基本を身につけさせてくれた本であることは間違いなく、今も、辞書代わりとして使っています。

上田先生がお亡くなりになり、残念でなりません。謹んで、お悔やみ申し上げます。

民事訴訟法は、民事訴訟の手続きを定めた法律ですから、裁判を行う際に民事訴訟法から逃げるわけにはいきませんので、上田先生のご著書で学んだことを、これからもご依頼を受けた事件の処理に活かしたいと思います。

林浩靖法律事務所
弁護士 林 浩靖



投稿者 林浩靖法律事務所

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