所長ブログ

2016年12月28日 水曜日

年末年始休業のお知らせ

林浩靖法律事務所は、年内は、本日までの営業となりますので、本日夕方以降に頂いたお問い合わせについての回答は、1月4日(水)以降になります。新年は1月4日(水)から執務いたします。

本年もありがとうございました。
来年も、東京・池袋の林浩靖法律事務所をよろしくお願いいたします。

弁護士 林 浩靖

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2016年12月23日 金曜日

Frohe Weihnachten und ein gutes 2017

(本記事はドイツ語になります。Der Artikel ist mit Deutsch.)

Sehr geehrte Damen und Herrn,

wie geht es dir?

War dieses Jahr ein gutes Jahr für dich?

In diesem Jahr habe ich auch leider nicht zum Ausland gereisen, weil mein Sohn in lange Zeit nicht artig ist.

In diesem Jahr hat man mehr Gefahr im Welt (z.B. Anschlag auf den Berliner Weihnachtsmarkt an der Gedächtniskirche), fühle ich traurig. In nächste Jahre möchte ich gute Jahr im Welt und werde besser Deutsch sprechen als jetzt.

Frohe Weihnachten und ein Glückliches Neues Jahr!

Wenn du nach Japan kommst, schreibst du mir E-Mail, bitte! Gehen wir zusammenn essen!

Ich freue mich schon auf baldiges Wiedersehen.

Mit herzlichen Grüßen

Hiroyasu Hayashi

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2016年12月19日 月曜日

[書評]長沼伸一郎 物理数学の直感的方法(普及版)理工系で学ぶ数学「難所突破」の特効薬(講談社ブルーバックス)


1冊書評をしたいと思います。今回、書評をするのは、「物理数学の直感的方法(普及版)理工系で学ぶ数学「難所突破」の特効薬」です(本記事は書評なので、この後は、「です」、「ます」調ではなく、「だ」、「である」調で書きます。)。

本書は、直観的に理解させることで有名な著者の「物理数学の直観的方法」の普及版である。

本書は、「数学を直観的にイメージした本」(4頁)であるが、本書自体が、「一番良いのは、まず普通の教科書に一旦、目を通して、わからなかったら本書を読み、概念の意味をつかんでからもう一度教科書に当たること」(13頁)と述べているように、数学の副読本というイメージの書物である。

もっとも、本書の「やや長めの後記-直観化はなぜ必要か」(231頁以下)に述べられている内容には、現代社会への根本的な疑問が述べられている。即ち、「文明社会への数学の影響力というものを、単にテクノロジーの基礎をなす工学の発展を促したという面からのみ見がち」(280頁)であるが、「基本的なものの考え方という思想面への直接的影響の方が、それより遥かに大きい」(280頁)ところ、数学の発展の中で現れてきた「『人間の直接的な欲求や短期的願望(=欲望)を肯定し、それを迅速にかなえていけば、やがて自由放任の神の手が世の中を一番良い状態にしてくれる』との信念のもと、そうした直接的なルートの邪魔になるものを取り払っていこうという思想」(284頁)、これは、学問の専門化、個別化を産み出した。しかしながら、「学問の分割が実はできなかったということが明らか異なるとすれば、その重要性はもはや根本的なレベルから考え直さなければならなくなる。」(293頁)
しかしながら、それは「個人」をないがしろにして、「全体」を考えることが許されないことは、人間社会においては自明である。
ミクロの最適化がマクロの最適菜にはならない。しかし、ミクロの最適化を無視することはできない。そうであるとすれば、どのような制度設計が必要なのか、そのことは重い問いであろう。

林浩靖法律事務所では、お客様に常に満足できる最良のサービスを提供させていただくことは当然ですが、このようなミクロの問題だけでなく、マクロの問題にも目配りしながら業務に取り組む所存ですので、何かお困りのことがありましたら、ぜひ、東京・池袋所在の林浩靖法律事務所にご相談ください。

弁護士 林 浩靖

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2016年12月12日 月曜日

[書評]五百旗頭真 編著 戦後日本外交史(第3版補訂版)(有斐閣アルマ)


1冊書評をしたいと思います。今回、書評をするのは、「戦後日本外交史(第3版補訂版)」です(本記事は書評なので、この後は、「です」、「ます」調ではなく、「だ」、「である」調で書きます。)。

本書の編著者は、神戸大学名誉教授であり、外交・防衛分野の専門家である。本書は、「戦後日本の外交についての通史」(はじめにⅳ頁)である。戦後日本外交の大枠は、吉田茂首相が選んだ「安全保障の大枠を米国に依存しつつ、軽軍備の自由民主主義をとる経済国家として、自由貿易体制の中で生計を立てる戦後日本という、2009年まで持続した路線」(33頁)がどのように展開されてきたかと、その後の外交の漂流を描写した書物である。もっとも、「日米関係プラス日中協商が両輪」(312頁)である日本外交が、概ね適切に展開していたのは、森喜朗内閣までであった。この後、「日米関係へ格別な例外的重要性を与えてい」た小泉純一郎内閣(265頁)以降の日本外交は漂流が始まる。この後は、福田康夫内閣、菅直人内閣、野田佳彦内閣が、日米関係プラス日中協商の路線に戻そうと努力するも、概ね、1年程度では行えることに限度があり、更に、米中対立が深刻化する中、両者のバランスが悪い不適切な外交が常態化している。

戦後日本外交も、歴史として語らねばならない部分が出てきた。国際化の時代の中で、外交には関心を持たねばならない。

林浩靖法律事務所は、法律に限らず、そのバックグラウンドを押さえて業務しておりますので、何かお困りのことがありましたら、ぜひ、東京・池袋所在の林浩靖法律事務所にご相談ください。

弁護士 林 浩靖

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2016年12月 5日 月曜日

[書評]安藤達朗(佐藤優企画/編集/解説、山岸良二監修)いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編(東洋経済新報社)


1冊書評をしたいと思います。今回、書評をするのは、「いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編」です(本記事は書評なので、この後は、「です」、「ます」調ではなく、「だ」、「である」調で書きます。)。

本書、前回書評を行った「いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編」(該当する記事は、こちら)の続編にあたり、享保の改革以降を扱っている。

ただ、本書で一番感心するのは、293頁以降の「付録② 日本史ガイダンス」である。ここでは、元が受験参考書であったとは思えないほど、「歴史学」の基礎知識がまとめられており、受験参考書とうだけでなく、大学入学後の勉強につながるように配慮されている。例えば、「歴史を学ぶ者は、現在に対して鋭い問題意識をもつことが求められる」(295頁)、「歴史研究の目的は、歴史像の形成にある」(301頁)という歴史学の導入に始まり、「日本史が世界史の中で展開し、世界史の一環を担うものであることは忘れてはならない」(319頁)という指摘など、視野を広く持たせる指摘が含まれている。

まさに、ビジネスの現場で役立ち知識が身につけられる書物と言える。本書は、まぎれもない良書である。

林浩靖法律事務所は、法律に限らず、そのバックグラウンドを押さえて業務しておりますので、何かお困りのことがありましたら、ぜひ、東京・池袋所在の林浩靖法律事務所にご相談ください。

弁護士 林 浩靖

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