所長ブログ

2015年9月 3日 木曜日

[書評]牧野剛ほか 「ことばはちからダ!現代文キーワード-入試現代文最重要キーワード20」(河合出版)



1冊書評をしたいと思います。今回、書評をするのは、「ことばはちからダ!現代文キーワード-入試現代文大重要キーワード20」です(本記事は書評なので、この後は、「です」、「ます」調ではなく、「だ」、「である」調で書きます。)。

本書は、大学受験生用の参考書で、大学受験の大手予備校である河合塾の5人の講師による共著である。「入試現代文最重要キーワード20」と題名にあるが、これは、第1章に掲載されている「『近代批判』『論理性』という特徴を持つ流行の評論文」「を読むため」(5頁)の20語(実際は、対義語や関連する語も記載されているので、もう少し増える)を指しているもので、そのほかに「読解を助ける背景的な説明」(5頁)なども記載されており、200頁程度のコンパクトな書物ではあるものの、評論文や哲学書を読むための基本語の解説がなされており、人文科学、社会科学に関する書物を読みやすくしてくれる書籍である。

大学受験生であれば、この書物に記載されている用語の意味を暗記しておくのも良いだろうし、それは説明問題が出題された場合に解答を書く助けとなるだろうが、社会人の場合は、そこまでは必要なく、語句の意味がつかめ、そのイメージや注意点が頭に入っていれば十分であろう。
例えば、数学や外国語であれば、「分からないということ」は分かるが、人文科学、社会科学の書籍の場合、「分からないということ」が分からず、誤読する可能性があるが、本書に記載されている用語を押さえておくことで、誤読をかなり防止できるであろう。

大学受験の参考書は、もちろん、本来のターゲットは大学受験生であり、大学受験の対策に役立つために書かれている書物であるが、社会人が教養を身に着けるために使える書物もある。上手く使える書物を活かしながら、知識・情報を、常に収集・消化するように努めていますので、何かお困りのことがありましたら、ぜひ、東京・池袋所在の林浩靖法律事務所にご相談ください。

弁護士 林 浩靖

投稿者 林浩靖法律事務所

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