所長ブログ

2016年10月 3日 月曜日

[書評]辻発彦 プロ野球 勝ち続ける意識改革(青春出版社)

1冊書評をしたいと思います。今回、書評をするのは、「プロ野球 勝ち続ける意識改革」です(本記事は書評なので、この後は、「です」、「ます」調ではなく、「だ」、「である」調で書きます。)。

本日、プロ野球の埼玉西武ライオンズで、新監督に辻発彦氏が就任することが発表された(埼玉西武ライオンズのニュースにリンクを貼っておきます。)。

そこで、辻新監督が、解説者をしていた2012年に出版した本書が目についたので、読んでみることにした。本書は、著者が師事した5人の監督、広岡達郎元西武監督、森祇晶元西武監督、野村克也元ヤクルト監督、王貞治元WBC日本代表監督、落合博満元中日監督から受けた経験を基にした、意識改革の重要性を論じる書物である。

もちろん、プロ野球がテーマではあるが、一般の社会でも参考になると思われる点が、随所にちりばめられている。

例えば、「慣行に従うというのは思考を停止することでもある」(98頁)、「慣行に従うだけでは、考える力も自主性も身につかない」(99頁)という指摘は、一般社会でも考えさせられるものがある。

また、「いきなり感情をぶつけるのではなく、一呼吸おき、アタマの中で整理してからものをいう」(161頁)ことの重要性は、当職も身に染みるところである。

「全体を俯瞰する『鳥の目』」(179頁)と「細部を観察する『虫の目』(181頁)を忘れずに、業務に当たっておりますので、何かお困りのことがありましたら、ぜひ、東京・池袋所在の林浩靖法律事務所にご相談ください。

林浩靖法律事務所
弁護士 林 浩靖

投稿者 林浩靖法律事務所

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